1年の流れ
~土づくり、剪定、誘引作業~
2月 3月 4月
剪定作業は1月~3月の厳寒期に行い、暖かくなる前に終了します。厳寒期のキツイ仕事です。
雪が溶けはじめたら微量な堆肥散布から始まります。前年伸びた枝を切り、今年使う枝のみを残し種枝をワイヤーへ誘引していきます。
~芽欠き作業~
5月 6月初旬
5月初旬頃、新芽が出ます。
収量を決める重要な作業です。個体によって芽の出方が違うので、数回に分けて作業を行います。
雑草も芽を出しますので除草作業を行います。
~新梢の整理作業~
6月中旬
梅雨入り直前に白い花が咲き始め芽ます。
新梢が伸びてくるので、2本のワイヤーの中に新梢を入れて行きます。
~夏季徐葉、摘芯作業~
7月
花が散り、葡萄の赤ちゃんが誕生、米粒程の大きさ、病気がかからないように不要な枝、葉を除去します。
新梢が一番上のワイヤーまで伸びたら新梢先端をハサミで切ります。養分を葡萄の実の方へまわします。
~摘房作業~
8月
ぶどうに陽を当ててやります。風通しを良くすることにより病気から守ります。
ベレゾン(房の色が変わる)の時期です。
余計な房や、大きい房にはハサミを入れます。
色づきや糖度アップの為です。
~収穫~
9月 10月
手塩にかけてきた葡萄の収穫です。
黄緑色に完熟したソービニヨンブラン、シャルドネ収穫が中旬頃からはじまり、10月初旬から黒赤色に完熟したメルロ、黒紫に完熟したカベルネ・ソーヴィニョンの収穫で終了です。
10月末まで続きます。
~御礼肥~
11月 12月 1月
畑にありがとうの気持ちを込めて肥料をまき、1月まで畑にゆっくりと休んでもらいます。
葡萄の葉がすべて落ちるのを待って、次の時期に向けた枝の剪定作業をおこないます。